ナレッジ一覧に戻る
KNOWLEDGE/作戦資料

AIエージェントに
「プッシュしますか?」と聞かれて
固まらないためのGit用語集

ブランチ、コミット、PR、マージをざっくり理解する

2026.06.10

この記事でわかること

AIエージェントを使ってWebサイトやアプリを作っていると、途中で「コミットしますか」「プッシュしますか」「PRを作りますか」「マージしますか」と聞かれることがあります。

これらはGitとGitHubの用語です。最初は難しく見えますが、本質は「変更を安全に記録し、確認してから公開へ進めるための言葉」です。

なお「ブッシュ」と聞こえる場合は、多くの場合「プッシュ」のことです。英語では push と書きます。

OVERVIEW

まず全体像

AIエージェント利用でよく出るGit用語の全体像。ブランチ、コミット、プッシュ、PR、マージ、デプロイの順に流れを示した図。
手元の変更を小さく記録し、GitHubで確認して、本流へ合流させるまでの流れ。

基本の流れは次の通りです。

  1. 1作業用のブランチを作る。
  2. 2変更を小さな単位でコミットする。
  3. 3コミットをGitHubへプッシュする。
  4. 4PRで変更内容を確認できる状態にする。
  5. 5問題なければmainへマージする。
  6. 6サイトやアプリへデプロイする。
GLOSSARY

用語集

用語ひとことで言うとAIエージェントが確認していること
リポジトリプロジェクトと変更履歴をまとめて置く場所このプロジェクト全体を管理対象にしてよいか
ワークツリーいま手元で開いている実際のファイル群まだ記録していない変更が残っているか
ステージングコミットに入れる変更を選ぶ一時置き場どの変更だけを記録対象にするか
コミット変更をひとまとまりで記録することこの内容を履歴として残してよいか
コミットメッセージその変更を説明する短い見出し後から読んで意味がわかる名前になっているか
ブランチmainから分かれた作業用の脇道本流を壊さずに別ルートで作業してよいか
main公開・本番に近い本流のブランチここに入る変更は十分確認済みか
プッシュ手元のコミットをGitHubへ送ることローカルの変更を外部の共有場所へ送ってよいか
プルGitHub側の最新変更を手元へ取り込むこと他の変更とズレていないか更新してよいか
PRPull Request。変更内容を見せて合流を依頼する場この変更を本流へ入れる提案として出してよいか
レビューPRの内容を確認すること仕様、表示、セキュリティ、文章に問題がないか
マージブランチの変更をmainなどへ合流させること確認済みの変更を本流へ入れてよいか
コンフリクト同じ場所を別々に変更してぶつかることどちらの変更を採用するか人間の判断が必要か
デプロイ作ったものを公開環境へ反映することサイトやアプリに見える形で出してよいか
ロールバック問題があった変更を戻すこと直前の安定状態へ戻す必要があるか
TRANSLATION

用語を会話に置き換える

AIエージェントの言葉普通の言い方
ブランチを作ります本番とは別の作業スペースを作ります
変更をステージします記録する変更だけを選びます
コミットしますここまでの作業を保存ポイントとして残します
プッシュしますGitHubに送って共有します
PRを作ります変更内容の確認依頼を出します
マージします確認済みの変更を本流に入れます
デプロイしますサイトやアプリに反映します
DECISION

迷ったときの判断基準

コミット

進めやすい

手元の履歴を残す行為です。機密情報や不要なファイルが混ざっていなければ、こまめに残す方が安全です。

プッシュ

少し慎重

GitHubへ送るため、ローカルだけの話ではなくなります。公開リポジトリでは特に確認してください。

PR

安全確認向き

変更内容を一覧で確認できます。すぐマージせず、PRとして見える状態にするのは良い判断です。

マージ・デプロイ

慎重に判断

本流や公開環境へ反映されます。ビルド、表示確認、公開してよい内容かを見てから進めます。

AIエージェントは作業係。最終承認者は人間です。

AIは作業を速くできます。ただし、公開してよいか、共有してよいか、本流に入れてよいかを判断するのは人間の役割です。特にプッシュ、マージ、デプロイは、内容を確認してから進めてください。

まとめ

ブランチ

作業する場所を分ける

コミット

変更を記録する

プッシュ

GitHubへ送る

PR

確認依頼を出す

マージ

本流へ入れる

デプロイ

公開環境へ出す

AIエージェントの導入や、GitHubとCloudflare Pagesを使ったWeb運用の整理もサポートしています。

お問い合わせ